D.O.C.ランブルスコ・ディ・ソルバーラ

品種：ソルバーラ100％

醸造：6ヶ月間タンク熟成後、9ヶ月以上の瓶内二次発酵

ブドウ品種個性の華やかさが、ランブルスコの製造では珍しい瓶内二次発酵により際立っています。熟成感を抑え果実のジューシーさを前面に出しつつ、泡の質感や味わいの纏まりを造りによって引き出すバランス感に生産者の努力が集約されています。現代的でこれからのランブルスコワインの指標になるワインと評される1本。鮮やかなルビー色、キメ細かく途切れることのない泡立ちが美しい。鮮度の高いラズベリーや木イチゴの香りが魅惑的でわずかに青みかんのような柑橘系の香りが感じられます。口当たりは上品で、すぐに果実味が溢れていき、追随するしなやかな酸味がバランス良く存在する事でキレの良い味わいとなっています。

ソルバーラ種は結実が悪く、収量も低いため量産型のワイナリーはサラミーノやグラスパロッサを使用しますが、カンティーナ・デッラ・ヴォルタでは一貫してソルバーラ種100％にこだわります。

ソルバーラの畑はセッキア川に近い沖積土壌にあり、ブドウは全て手摘みで収穫されます。「ソルバーラには強烈な酸とミネラルがあり、イチゴ、チェリーなどのフレッシュなアロマがあり、イタリアには珍しくアルコールは低め。」とエノロゴのクリスチャンは言います。ランブルスコのイメージが一新される1本です。