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ハムの王様 「クラテッロ・ディ・ジベッロ」

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ハムの王様 「クラテッロ・ディ・ジベッロ」

数あるイタリアのハムの中で、最高級に位置づけられる「クラテッロ・ディ・ジベッロ」。パルマの北を流れる「ポー川」西岸の8つの村のみが指定地域で、豚のモモ肉全体を使用する通常のイタリアンプロシュートとは異なり、クラテッロは「クラッチャ」と呼ばれる尻肉の中心部分だけを使って作られます。

通常の生ハムの1割にも満たない(年産10,000本程度)程度の生産量で、イタリア国外への安定供給は困難な逸品です。20kg-30kg/1頭の豚肉から僅か4kg程度しか取れない部位ですから無理もありませんね。

他の生ハムとは全く異なるのネットリとした味わいは、現地では発酵バターを乗せていただいたりします。

パルマの産んだ偉大な作曲家ヴェルディは、演奏旅行にもクラテッロを持ち歩き、その美味しさをふれ回っていたおかげて、有名になったという逸話もありますが、いずれにせよ、なかなか手に入りにくいハムですから、出会うことがあれば一度は味わってみたいものですね。

 

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