トリビア

「レンズ豆」に似た「レンズ」

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「レンズ豆」に似た「レンズ」

レンズ豆の栽培の歴史は大変古く、紀元前から栽培されていて旧約聖書にも登場するほどです。おそらく小麦等と同じぐらい古くから人類になじみがある栽培植物であると考えられます。原産は西アジア~地中海沿岸と考えられていて、今では地中海地方、インド地方などを中心に多く栽培されていますが、なぜか日本ではほとんど栽培されていないようです。

 

レンズ豆の学名は「Lens culinaris」 または 「Lens esculenta」と言いますが、いずれの場合も「Lens」はラテン語でレンズ豆を指します。

 

光学機器に使われる「レンズ」は、13世紀のイギリスの哲学者であり、「近代科学の先駆者」とも呼ばれるロジャー・ベーコン(1234~1292)が、たまたま文字の上に拡大鏡を置いて拡大してみたのが最初の発見とされています。

私たちが何気なく使っている 「レンズ」 という言葉は、実は拡大鏡の凸レンズがレンズ豆の種子の形に似ているので、これを「レンズ」 と呼ぶようになったからなのです。

また英語で水晶体を表す「Lens」もレンズ豆が語源と言われています。

つまり「レンズ」に似ているから「レンズ豆」ではなく、「レンズ豆」に似ているから「レンズ」なんだそうです。お間違えないように。

 

 

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